ファッションニュース > 2008年4月14日のファッションニュース
大手百貨店は消費低迷に苦戦、今後に課題
大手百貨店の平成20年2月期連結決算の報告が終了した。百貨店は業界再編で売上高1兆円規模の4社が揃って初の本決算。
傾向としてはどの百貨店も消費低迷で利益率の高い衣料で苦戦した。今後は統合による相乗効果を出すこと、高額品の売上向上が課題になりそうだ。
三越伊勢丹ホールディングスは今月スタートをきったばかりだが、三越の回復が課題となる。伊勢丹の仕組みを三越のネットワークにいかにうまく融合させるかなどがキーとなりそうだ。
大丸と松坂屋が統合したJ・フロントリテイリングは、大丸が8年ぶりに営業減益となった。ただし、大丸流の改革を進めた松坂屋が、働き方の見直しや広告費、設備投資の抑制で約18億円のコスト削減達成したという分析もある。
西武百貨店とそごうが統合したミレニアムリテイリングは前年、改装した渋谷西武などが好調だったが、西武百貨店全体の営業利益の7割を稼ぐ池袋本店が低迷した。
高島屋は自主独立路線を崩さなず、統合によるスケールアップをしていない百貨店。コスト削減につとめた点とショッピングセンター開発の子会社が好調で営業増益を確保した。今後は規模の劣勢を、これまで培った自主独立路線でカバーできるかがキーとなる。
