ファッションニュース > 2008年4月のニュース

2008年4月16日

住友商事、ゼイヴェル、ファッションウォーカーが連携して、それぞれの強みを活かしたクロスメディア展開を開始する。3社間での業務提携契約を締結し、また住友商事からファッションウォーカーへ出資したことが発表された。

提携により、住友商事の子会社で日本最大のテレビ通販事業会社であるジュピターショップチャンネルと、史上最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション」などを手掛け、国内の女性市場へのリーチを得意とするゼイヴェルグループとの協業を軸に、様々な提携を進めることとなった。

この度の3社提携により、住友商事は、ジュピターショップチャンネルの更なる事業強化のため、(1)20代~30代の女性顧客層の新規開拓、(2)深夜時間帯の更なる活性化、(3)エンターテイメント性強化、(4)メディアとしてのプレゼンス向上、を図ることを最大の狙いとする。

ゼイヴェルとファッションウォーカーは、ブランドやファッションの物販事業の拡大・強化のため、ジュピターショップチャンネルとの提携により、テレビ物販事業(テレビコマース)を戦略的に強化し、共に売上の拡大を更に推し進めていく計画。

アパレル系オークションサイトCROWN JEWELは、4月16日(水)より、アパレル会社の株式会社ジュンの設立50周年を記念して、各界の著名人50人の協力を受ける形でチャリティーオークションを開催。

アートに触れ、ファッションを楽しみ、それがチャリティという形で社会貢献になるというコンセプトの下、ファッションデザイナー、モデル、俳優、ミュージシャン、アートディレクターなど、各分野で今最も注目されている50人が、それぞれのメッセージを込めた世界でたった一つの『Tシャツアート』を制作する。

このTシャツは、クラウンジュエルのサイト「CROWN JEWEL」にて、4月16日(水)より販売する他、イベントの拠点となるギャラリー&ショップ『bungalow50(バンガローフィフティ)』(表参道)にて、期間限定で展示・販売いする。

売上金は全て、世界の子どもたちの命を守り、健やかな成長のために活動する「ユニセフ(国際連合児童基金)」と、医療の行き届かない場所へ積極的な人道支援を行う「国境なき医師団日本」へ寄付いたします。(ギャラリー&ショップ『bungalow50』と限定サイトでは50種類の限定デザインTシャツも販売。各9,240円)

2008年4月14日

大手百貨店の平成20年2月期連結決算の報告が終了した。百貨店は業界再編で売上高1兆円規模の4社が揃って初の本決算。

傾向としてはどの百貨店も消費低迷で利益率の高い衣料で苦戦した。今後は統合による相乗効果を出すこと、高額品の売上向上が課題になりそうだ。

三越伊勢丹ホールディングスは今月スタートをきったばかりだが、三越の回復が課題となる。伊勢丹の仕組みを三越のネットワークにいかにうまく融合させるかなどがキーとなりそうだ。

大丸と松坂屋が統合したJ・フロントリテイリングは、大丸が8年ぶりに営業減益となった。ただし、大丸流の改革を進めた松坂屋が、働き方の見直しや広告費、設備投資の抑制で約18億円のコスト削減達成したという分析もある。

西武百貨店とそごうが統合したミレニアムリテイリングは前年、改装した渋谷西武などが好調だったが、西武百貨店全体の営業利益の7割を稼ぐ池袋本店が低迷した。

高島屋は自主独立路線を崩さなず、統合によるスケールアップをしていない百貨店。コスト削減につとめた点とショッピングセンター開発の子会社が好調で営業増益を確保した。今後は規模の劣勢を、これまで培った自主独立路線でカバーできるかがキーとなる。

2008年4月13日

北京で開催される2008年の夏季オリンピックに出場するアメリカ選手団の公式ウエアをポロ・ラルフローレンが担当する。ラルフ・ローレンは開会式と閉会式で1500人の米国選手が着用するユニフォームと選手村で余暇を過ごすオフタイムの衣装を提供する。また、同時に9月に開催されるの北京パラリンピックにも衣装を提供する。

カナダのアパレル系企業ルーツが過去3大会、公式ウエアを担当していたが、ポロがルーツから引き継ぎ、米国オリンピック委員会(USOC)と契約を結んだ。

今回、ルーツからポロ・ラルフ・ローレンにユニフォームのデザインが変更した背景には、ルーツのデザインがカジュアルすぎることで、よりフォーマルなスタイルをとるラルフローレンにバトンタッチされた。

ラルフ・ローレンブランドのウェア提供は、過去、全米オープン、ウィンブルドンなどの公式ウエアなどに提供されていた。

ちなみに、前オリンピック(アテネ大会)での日本の公式ユニフォームは、ユニクロが制作と提供を担当、高田賢三がデザインを行った。イメージカラーを「白」「朱」「黒」といた、ベーシックかつシンプルなものだった。その他のデザイナーでは、森英恵なども過去にデザインを行っている。

2008年4月11日

バルセロナで開催された世界小売業者会議(World Retail Congress)にて、ヨーロッパの小売業でもっともブランド価値を持つ小売業者のランクが発表された。

ヨーロッパでもっともブランド価値があると認められた小売業は、アパレルを扱うH&Mで、グローバルブランドコンサルティングを手がける、インターブランド社のJex Framptonにより発表された。

Jez Framptonが述べている点は、近年、小売業もブランドがますます重要となり、成功の鍵を握り、優先順位として高いものとなった点だということ。しっかりとした管理体制において効率的な運営をすることが良しとされてきた部分が評価された時期から、ブランド重視にシフトしているという。

興味深い点が、小売業者のトップ25に入ったブランドのうち、60%は自社ブランドを持ち、30%以上の売上が自社ブランドから計上したものである点、また、トップ5に入った小売の3社は自社ブランドしか取り扱っていない。


■ブランド価値ランキング(欧州)
1 H&M   10.366億
2 Carrefour 6.620億
3 Ikea    6.516億
4 Tesco 5.617億
5 Marks & Spencer 5.100億
6 Zara 4.112億
7 Aldi 2.675億
8 Boots 2.003億
9 El Corte Ingles 1.930億
10 Auchan  1.860
※数字はブランド価値を示す。単位はユーロ

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