ファッションニュース > 2008年1月のニュース

2008年1月20日

クリス・ヴァン・アッシュはエレガントとカジュアルのバランス、シックすぎず、かつスポーティ過ぎない、フォーマルでありながらリラックスした要素を持つ、モードとストリートを組み合わせたスタイル。白のスニーカーやジーンズとテーラードタイプのジャケットや、スーツスタイルにカジュアルなシャツを組み合わせた、リアルクローズが中心。ショーでは過去のリーバイスのCMをイメージしたかのように、モデルがジーンズ脱いで、洗濯機に入れ、下着姿になると言ったパフォーマンスもあった。ディオールオムとは異なる、自身を表現したコレクション。


ジョン・ガリアーノはチューダー朝の「frost fairs」にインスピレーションを受けたコレクション。王子や農民、囚人などをイメージ。アヴァンギャルド印象は健在。フォークロア調のレイヤードスタイルも目立った。鋲付きのブルゾン、チェックのジャケット、ドレープの美しい水玉のシャツなど。


ヨウジヤマモトは黒を貴重に、バギーパンツ、ロングコート、ところどころカットを入れたジャケット、シルエットはボリュームあるものまで。学生服風のスーツも登場し、昔の不器用で「男っぽい」「男くさい」日本の学生のイメージで、山本耀司のユーモア、遊びをコレクションに加えた。


マーク・ジェイコブスによるルイ・ヴィトンは、アラン・ドロン主演の映画、「地下室のメロディ」をインスピレーションを受けたデザイン。立方体の形をしたトランクにダウンブルゾン、肉厚のビッグコート、ジップアップのインナーなどが印象的。男っぽく、強い、タンディーなイメージだった。

2008年1月18日

フリーダ・ジャンニーニグッチ

ロシア革命後にヨーロッパに移住してきたロシアのインテリやアーティストをイメージしたというコレクション。細身のシルエットに刺繍、伝統的な柄など民族的な要素をとり入れたジプシースタイル。その他、ウクライナ出身のパンクロックバンドのヴォーカル、ゴゴール・ボルデロにもインスピレーションを受け、全体的にロックテイストな仕上がりとなった。

ラフシモンズジルサンダー

今回のコレクションのテーマは「大理石」。大理石をテーマにしただけあり、黒、白、マーブル(大理石)柄が目立った。その他には赤、青などを用いた。しかし、鮮やかな色使い、シンプルですっきりとしたシルエットラインはこれまでラフシモンズがジルサンダーで行ってきたミニマルなデザインの延長上にあるもの。レディースラインも含め相変わらず、「色」と「シルエット」が美しい。

ニール・バレット

白と黒を基調にしたタキシードスタイルにさまざまな要素をミックスさせた。今回変わったのはサブカルチャー的なミックスではなく、シューズなどにスポーツ的な要素をミックスしたところで、スキーをテーマにした。今回もメンズコレクションの中で、レディースウェアを発表したが、今後さらにレディースウェアの幅を広げていく予定。

D&G

チェック柄のコート、ジャケット、シャツ、パンツに、パッチワークのニットやレザージャケットが中心で、テーマは「タータンチェック」。チェックのジャケットに蝶ネクタイ合わせたスタイルを強調し、以前のセクシー路線ではなくより、トラディッショナルなイメージ。

モスキーノ

クラシカルのなテイスト。肩パッドを強調し、4分の3丈のロングジャケットやエナメルの光沢ある靴などを発表した。

イタリアのブランドヴァレンティノが中国にアウトレットをオープンし、中国市場の開拓に向けて、ファーストステップを歩みだした。(すでに旗艦店はオープンしている)

創業者でデザイナーの、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ自身は、2008年1月24日に開かれるオートクチュールコレクションで、引退し、アレッサンドラ・ファキネッティにバトンタッチするが、昨年、投資ファンドのペルミラが買収し、本格的に進出を目指しているところ。

ファッションブランドにとってこのアウトレット戦略は、ブランディングの一つで、アウトレットでブランドをより手軽に、試すような形で購入してもらい、気に入ってもらったら、通常の製品を買ってもらうというフローを目指している。この手法で大きく成長したのがアメリカのコーチなどが上げられる。

銀座に高級ブランド品を買いに来る中国人旅行者が多くなった昨今、中国のマーケットは、すでにハイファッションの業界にとって世界でも最も大きなマーケットの一つで、2000億円以上のマーケットとなっている。

ちなみに、中国のアウトレットには、ルイヴィトンシャネルグッチなどのブランドが既に進出している。

2008年1月17日

モンクレールのファーストラインであるガム・ルージュのクリエイティヴ・ディレクターに、ジャンバティスタ・ヴァリが就任することが決定した。ヴァリの初のコレクションは、2008A/Wパリ・コレクションの期間中に発表される予定。

ジャンバティスタ・ヴァリはエマニュエル・ウンガロのアーティスティック・ディレクターを努めた経験もあり、ヨーロッパでは高く評価されているデザイナー。現在は自身の名を関したブランド「ジャンバティスタ・ヴァリ」も展開している。

今回のジャンバティスタ・ヴァリ就任の経緯には、ヴァレンティノの、ファッション業界からの引退が関係している。

ガム・ルージュは、2006年から、アレッサンドラ・ファキネッティがコンサルタントに就任していたが、ヴァレンティノがファッションデザイナーを引退するのに伴って、ファキネッティがヴァレンティノのレディースウェアのクリエイティヴ・ディレクター就任することが決定。これに伴い、ファキネッティはガム・ルージュのコンサルタントを辞任していた。

モンクレール側は、新しい中心的なデザイナーとして務まる後任デザイナーをこの数ヶ月探していた。

ガム・ルージュは、ダウンジャケットで有名なモンクレールが提案する、最高品質のコレクションで、そのダウンジャケットは商品にもよるが、一着40万円以上もの値段になる。

2008年1月16日

リズ・クレイボーンのクリエイティブ・ディレクターにアイザック・ミズラヒが就任することが決定した。アイザック・ミズラヒはレディースのデザイン全般を統括し、ウェア、アクセサリー、ライセンス商品の管理などを行う。

ミズラヒによるコレクションは2009S/Sコレクションから発売される予定となっている。

ミズラヒは5年間に渡って、ディスカウント系のアパレル企業、ターゲットとパートナーシップを組んで、レシースウェア、アクセサリーなどを展開していたが、この関係は今回の就任で終わりとなる。

リズ・クレイボーン側は、今回の発表を受けて、次のようにコメントしている。「アイザック・ミズラヒをデザインチームに迎えることができ、とても嬉しく思います。ミズラヒの革新的なデザインと幅広い訴求力はリズ・クレイボーンに新しい風を吹きこんでくれるものでしょう。」

アイザック・ミズラヒと言えば、90年代に、ニューヨークで旋風を巻き起こしたデザイナー。しかし、あまりにデザイン性が強く、一般人からは「着れない服」と言われ、経営危機、最終的にはブランドをクローズしたデザイナー。最近は、その当時のミズラヒのスタイルとは、全く異なるアパレル企業ターゲットとのコラボレーションを行っていた。もともとファッション誌、ジャーナリストからは、高く評価されていただけに、今回の大役に期待したい。

また、リズ・クレイボーンはミズラヒの発表の前日に、ジョン・バートレットのメンズウェアラインのデザイナー就任を発表していた。このブランド名は「クレイボーン・バイ・ジョンバートレット」になる予定。バートレットによるコレクションも2009S/Sシーズンのコレクションから店頭に並ぶ。

ファッションのコンテンツ
ファッション歴史

ファッションの歴史

年代ごとにファッションの歴史を紹介。オートクチュールの誕生から40年代ファッション70年代ファッション を経て90年代ファッション まで特集します。

ファッション セレクトショップ

ファッション関連ショップ

ファッションブランドの直営店や、個性的なブランドアイテムを扱うセレクトショップなどの特集。上の写真は、福岡にあるセレクトショップ、MINORITYREVの店内。

ジーンズ

ジーンズ

ジーンズの歴史から国内外のブランド情報を掲載。ジーンズの歴史なやブランドの紹介などを特集。

ファッション専門学校

学校、映画、書籍などファッションに関連する特集