ファッションニュース > 2007年12月のニュース

2007年12月21日

H&Mとさまざまな著名人が、HIV/AIDS予防プロジェクトで、Tシャツ、タンクトップ、パーカー付きのスウェット(メンズ・レディースともに展開)のコレクションを発表する。今回のコラボレーション製品のラベルにはそのデザインをしたアーティストの名前が入り、2008年の2月から世界中のH&Mの店舗で販売される。

そもそも今回のプロジェクトのきっかけだが、現在、15歳~24歳の若年層でエイズに感染されている人々が世界に約1200万人いるといわれているが、(この15歳~24歳の層はH&Mの顧客層と重なる)、その層に効果的にエイズへの認識を訴えていきたいとのこと。

デザインを引き受けたキャサリンハムネットは「15歳~24歳の若年層でエイズに感染された50%は、つい最近、感染されたのです、一刻もはやく’STOP&THINK’と若者に伝えなければ。ファッションと音楽がコラボレートしてその問題に貢献したい」コメントしている。


今回、デザイナーとして参加するのはファッションデザイナー、ミュージシャン、アーティストが中心で、ファッションデザイナーでは、キャサリン・ハムネット、ヘンリックヴィブスコブ、ジェイド・ジェガーなど。
ミュージシャンではグッド・シャーロット、ルーファス・ウェインライト、カーディガンズ、ティンバーランド、リアーナ、マイ・ケミカル・ロマンス、ジギー・マーリーなどが参加する。もちろんこれらの参加アーティストは無償でデザインを行う。

今回コラボ製品における収益の25%をHIV/AIDS予防プロジェクトに寄付する。コラボ製品の価格帯は12.90-34.90ドルになる見込み。

2007年12月20日

伊藤忠商事が、フレッピースタイルで有名なアメリカのブランド、トロヴァータ(TROVATA)について日本における積極展開の方針を発表した。

展開アイテムは、メンズ及びレディスのカジュアルウエアと、ベルト、キャップ、バッグ等を含むアクセサリーで、2008A/Wから有力セレクトショップ、百貨店を主販路に、販売拡大を目指す。また、トロヴァータのフルコレクションを取り揃えた旗艦店の出店も視野に入れるという。

トロヴァータは、ブランドの創設者でクリエイティブディレクターでもあるジョン・ウィットリッジが世界中を旅し、サーフィンを楽しむ中で、それぞれの場所の芸術、教育、音楽などからインスピレーションを受け、それを表現しているブランド。

2002年、ヴィンテージウェアからインスピレーションを受け、生み出された最初のメンズコレクションは、瞬く間に注目され、バーニーズ ニューヨークやフレッド シーガル等のセレクトショップで販売された。

価格帯はメンズがジャケット5万~5万6000円、レディースのアウターが4万6000円~7万2000円、ワンピース29000円~4万9000円程度となる。

今回の経緯としては伊藤忠商事が、トロヴァータについて、日本における独占輸入販売契約を締結したこと発表。2008A/Wシーズンから、これまでトロヴァータの輸入販売を手掛けてきた株式会社ジャック・オブ・オール・トレーズと、今回から販売元となる株式会社ライカとのコラボレーションで、より積極的に展開することが決定したされる。

今回の日本における新しい契約は、総輸入元である伊藤忠商事株式会社を中心に、販売元となる株式会社ライカが、これまでトロヴァータブランドの発掘と育成に取り組んできた株式会社ジャック・オブ・オール・トレーズと新たなパートナーシップを結び、日本市場においてトロヴァータブランドの積極的なマーケティング戦略を推進することが狙い。

マルケッサのデザイナー、ジョルジーナ・チャップマンが、ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)とコネチカット州で結婚した。55歳のワインスタインと31歳のチャップマン、実に24歳差の夫婦となった。

ハーヴェイ・ワインスタインは日本ではそれほど知名度がないが、グッドウィルハンティングや恋におちたシェイクスピアを配給した映画会社ミラマックスの設立者として、アメリカの映画界では非常に有名。


結婚式には、映画界とファッション業界からスターが集結。マークアンソニー、ナオミ・ワッツ、ジェニファー・ロぺス、レニ―・ゼルウィガー、キャメロン・ディアス、アナ・ウィントゥアー、ヘレナ・クリステンセンらが参加。式に参加できなかったジョージ・クルーニーはビデオレターを送ったという。

注目の結婚式のドレスはマルケッサで自身がデザインしたウェディングドレスに、クリスチャン・ルブタンのヒールの靴を履いた。ワインスタインはトム・フォードのタキシードを着たという。

2007年12月18日

朝日新聞の記事によると世界自然保護基金(WWF)が、環境や人権への姿勢をもとに、ヨーロッパ、アメリカを中心にしたの大手ラグジュアリーブランドを運勢する企業、あるいは化粧品関連を取り扱う企業、10社を格付けした。


ラグジュアリーブランドや大手化粧品メーカーが環境問題や人権問題などに対してどのように対応しているか、言っての評価を下すのがその目的で、各社の資料やNGOの評価などをもとに100点満点で採点し、A~Fに格付けした。


最も評価が高かったのは、化粧品や消費財大手のロレアルが、68.5点で、評価としては12段階中、上から7番目の「C+」だった模様で、それほど高い評価ではない。というより、どの企業も「低い」という烙印が押されてしまった形になる。


□その他のブランドの評価

■C+ 
エルメス
LVMH (ルイヴィトンロエベなどを展開)
■C 
コーチ
■D+ 
ティファニー
■D 
PPR (バレンシアガグッチイブ・サンローランなどを展開)
リシュモン (ヴァンクリーフ&アーペルカルティエクロエなどを展開)
■F 
ブルガリ
トッズ

世界自然保護基金の報告書では、高級ブランド品の顧客である、ハリウッドスターなどの「セレブリティ」に対し、他の消費者に与える影響を自覚することなどを求めている。また格企業に対しては、環境や人権への姿勢をビジネス戦略の中心に位置づけるよう促している。

2007年12月17日

2007年、14日、ファーストリテイリングは、パリ西郊デファンス地区にユニクロをオープンした。フランス市場に最適なユニクロを追求するコンセプト・ショップと位置づける。このショップはヨーロッパ大陸内では初のショップとなる。(ヨーロッパ大陸外ではイギリスに出店している。また世界進出としては5カ国目)

ファーストリテイリングは2009年にパリ中心部に旗艦店を構える計画で、今回のショップでフランスの消費者の好みなど市場の傾向などを掴み、その後、パリの都心に進出する予定。

新店舗はショッピングモールの中で、売場面積は60坪で。日本のアニメが描かれたプラスチック瓶入りのボトルパッケージ入りのユニクロTシャツ、カシミヤセーター類、ダウンジャケット、デニムの4つに絞り、特徴的な品ぞろえを強調する。

Tシャツとデニムを除いて商品は1カ月ごとに入れ替えて、売れ筋を探る。

ヨーロッパにはイギリスのトップショップ、スペインのZARA、スウェーデンのH&Mなど強敵が多いが、その中で生き残る、あるいは成功していくかが注目となる。

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