ファッションニュース > 2007年7月10日のファッションニュース
2008S/Sミラノコレクション、メンズ総括
2008S/Sミラノ・メンズコレクションが6月末に発表された。
今季はスポーツテイストに、フォーマルな雰囲気やリラックスした上質感を漂わせる服が目についた。近年の流行はスポーツ感覚を採り入れる傾向、でこれはPPR社のプーマ買収にも伺うことができる。
バーバリー・プローサムはマリンスポーツとミリタリーをテーマにした。ミリタリーテイスト、細身のパンツ、色彩を多く取り入れ、特にゴールドやシルバーなど光沢ある素材を使用したゴージャスなコレクションでだった。赤いミリタリーコートやウエットスーツ用の素材を使った青いシャツなどが目立った。
アレキサンダー・マックイーンは市営プールを使用してコレクション。サーフウエアから着想したぴったりしたパンツにカジュアルなジャケットなどを合わせた。60年代のモチーフにした。
ラフシモンズによるジル・サンダーはブルーやミントグリーンを、半透明のナイロンジャケットに合わせて微妙な色調を実現。ミニマルなシルエットやディテールにこだわりを持つデザインにやや軽さを感じるものであった。 (2007S/Sレディースコレクションでもそうだったがラフシモンズはジルサンダーのコレクションにおいて非常に色彩の鮮やかさ、コントラストにこだわりを持っている)
ジョルジオ・アルマーニは「南へ」というテーマを掲げた。ポケットチーフをのぞかせたジャケットを素肌にはおるなど、品のいいくつろぎを提案する。
春夏のコレクションではリゾートウエアを出すことはあるが、街角で着る服にもリゾート的なリラックス感を出しているのが今回のコレクションの特徴。
マルニは小さなえりのシャツとパンツを基本に、人気のレディースにも通じる、さりげないがきれいな色づかいを見せた。
これまでの路線に近かったのがグッチとボッテガ・ヴェネタ。
ボッテガ・ヴェネタは、ベージュやグレーなどのシックな色彩で、素材は、着こなしたように柔らかいコットンやリネンを使用(これまでとさほど変化はなかった)。グッチはセクシーな持ち味を、50年代の映画スターをイメージして表現。チェックのスーツにストライプのシャツ、ドットのネクタイといった組み合わせ。
