ファッションニュース > 2007年6月10日のファッションニュース
U2ボノ、ブランド品販売でエイズ対策支援
ブランド製品の収益をアフリカのエイズ対策に使う取り組みが世界で動き出している。有名企業が、共通のブランド名で新たに商品を開発・販売し、収益の一部を寄付する仕組み。単発の慈善事業ではなく、市民はショッピングを通じて気軽に参加でき、企業からも持続的に資金を引き出せるのが特徴。
ブランドは、「プロダクト・RED(レッド)」と呼ばれる。
エンポリオ・アルマーニではアフリカのエイズ対策の資金集めの共通ブランド「RED」の製品を出している。商品はカジュアルなTシャツやアクセサリーが中心。アルマーニは利益の4割を寄付している。
このプロジェクトは2006年1月、ロックバンドU2のボノが提唱したもので賛同企業は独自にRED向けの商品を開発し、収益の一部を各国政府などが拠出する「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)」(本部・ジュネーブ)に寄付する。現在、6社が参加し、日本ではこのうち「Gap」「ジョルジオ アルマーニ」「モトローラ」「アップル」がREDを展開する。
モトローラ社の携帯電話を販売するNTTドコモは、4月末からREDの販売を開始。1台ごとに約千円に加え、月額使用料の1%を寄付。Gapは利益の5割を、アップルはREDの「iPod」1台ごとに10ドルを寄付する。
REDは、欧米諸国や日本のほか、ネットでも販売される。すでに23億円を超える資金が集まり、スワジランドとルワンダで2万人を超えるエイズウイルス(HIV)感染者らの薬代や母子感染の予防などに使われた。
RED公式サイト(英語):
http://www.joinred.com/
