ファッションニュース > 2007年6月29日のファッションニュース
アメリカのファッションデザイナー、リズ・クレイボーン死去
流行よりも実用性を追求したデザイナーのリズ・クレイボーン(Liz Claiborne)が6月26日、がんのため死去した。享年78歳。
1929年、ベルギーのブリュッセル生まれでアメリカのニューオーリンズやルイジアナで育った彼女は、ニューヨークで50年代にデザイナーとしてのキャリアをスタートさせた。いくつかのファッションブランドで経験を積んだ後、76年、トレンドに敏感なキャリアウーマン向けのコレクションを発表。少数の友人とリズ・クレイボーン社をスタート。
グレイボーンのキャリアウーマン向けファッションは時代の流れに乗り、50万ドルの資金からスタートした会社は、数百万ドル規模の巨大な企業へと成長。この業績に対してリズ・クレイボーン社の社のビル・マッコム(Bill McComb)は、「リズ・クレイボーンを亡くして、私たちはただ単に会社の創立者という存在だけでなく、30年前にファッション業界に革命を起こした人々に感動を与える一人の女性を失った」とコメントしている。
アメリカのファッションブランド、ダナキャランやアイザック・ミズラヒなどが経営面、ビジネス面で苦戦したのに対し、リズ・クレイボーンはデザイン性よりも常に着る人の立場にたってデザインを続け、経営面でも成功し、現在に至るまでファッション業界で事業を伸ばし続けた。
メンズのラルフローレン、レディースのリズ・クレイボーンでアメリカファッション界の人気を集めていた。
