ファッションニュース > 2007年5月のニュース

2007年5月24日

伊勢丹はニューヨークのファッションブランド「アナスイ」とコラボレーションで若年層向けの新ブランド「ドーリーガール・バイ・アナ スイ(DOLLY GIRL BY ANNA SUI)」を2007年8月下旬から取り扱うと発表した。

特に化粧品や財布など雑貨類が10代~20代の女性に人気。新ブランドでも若手層を狙う。テーマは「スウィート・ヴィンテージ」。「アナスイ」に比べるとリーズナブル価格帯で、ワンピース2万~2万5000円、ジャケット2万5000円~3万、ニット1万円前後になる模様。

今回の背景として「アナスイ」ブランドは化粧品や雑貨類では非常に人気があるが、価格が比較的高いインポートの服は、若い世代の購入が進んでいない状況。そのような状況で若年層にアナスイの服を着てもらうための新ブランドになる。

企画・製造はオンワード樫山が行う。有名ブランドの趣向を反映した商品を、若い女性でも手ごろに買える値段で提供し、若年層に人気が高いファッションビルに対抗する。

伊勢丹は96年から国内で、2001年からアジアで、アナスイの輸入販売や製造・販売などを手がけ、年間の売り上げはアジアを含め約160億円。

2007年5月22日

ロンドンに本店を構える英・衣料小売チェーン「トップショップ」とトップモデルのケイト・モスがコラボレーションして、ロンドン、ニューヨークをはじめ世界的中で大人気になっている新ライン「ケイト・モス トップショップ」が5月25日、日本初上陸する。

「ケイト・モス トップショップ」ロンドンの本店では発売日の4月30日、開店前におよそ1,000人が服を求め行列を作り、米国初上陸を果たした「バーニーズニューヨーク」本店でも大人気だった。

日本では、昨年9月ラフォーレ原宿2階にオープンした国内初店舗「トップショップ/トップマン」で販売を開始する。店舗がオープンする25日11時からは混雑が予想されるため、入場制限や1人あたりの数量制限なども行う予定とのこと。

「ケイト・モス トップショップ」のコレクションで入荷を予定しているのは、ワンピース、カットソー、ジーンズ、シューズ、サングラスなど。価格は現時点で非公開だが、これまで海外で販売された価格から高級ブランドなどに比べ値ごろ感のあるアイテムになると予想される。

トップショップは1964年、イギリスのシェフィールドで開業。トレンド商品の回転の早さや色・デザインの豊富さなどが人気で、メンズ店を含め英国に400店舗以上を展開している。企業スタイルは欧州でいうH&Mに似ており、H&Mに比べるとトップショップはややストリートファッションよりな印象。現在トップショップはイギリス中心で世界展開はしていないが、これを皮切りに事業拡大すれば来年のH&Mの日本出展と同様に日本のアパレル企業の大きなライバルになるであろう。

2007年5月21日

米国のインターネット通信販売市場で、アパレル関連商品の売上高が昨年初めてコンピュータ関連製品の売上高を上回ったとする調査結果が発表された。今回の調査は、全国小売連盟(National Retail Federation、NRF)のインターネット通信販売部門「Shop.org」を対象に行われた。

この調査によると、2006年の衣料、アクセサリー、シューズの部門の合計売上高は183億ドル(約2兆2000億円)を記録。これまで首位を維持してきたコンピュータのハードウエアおよびソフトウエア部門は172億ドル(約2兆700億円)にとどまり、調査が始まって以来、初めて上位が入れ替わった形になる。調査はフォレスター・リサーチ(Forrester Reserch)が行なったもの。

「衣料品小売業者は消費者が衣類やアクセサリーをオンラインで購入するよう誘導した。場合によっては、実際の店舗よりもネットで買い物をするほうが簡単になった」と、アパレル業界の取り組みが結果として出たたかち。今後の日本のネットマーケットにも注目したい。

2007年5月18日

クリストフ・ルメールのショップ原宿にオープン!

婦人服の輸入販売を手がけるアバン(本社=神戸市)は、2002年から5年以上にわたり「ラコステ」のクリエーティブディレクターを努める仏デザイナー、クリストフ・ルメールのシグネチャーラインを扱う路面店を原宿に開設した。

ルメールは、ワニのロゴで知られる老舗スポーツブランドラコステのデザイナーに就任後レディスラインも積極的に手がけるなど、若者世代に向けて「新生ラコステ」を打ち出し成功を収めてきた。ラコステのデザインに専念するため3年前から休止していたシグネチャーラインの展開を、今回新たに「ルメール」として再開させる。

ユナイテッドアローズ原宿本店」近くに店舗面積=約55平方メートルのオンリーショップを開設。店舗名は「LEMAIRE(ルメール)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3475-9320)。シグネチャーラインのウエア(メンズ・レディス)、雑貨のフルライン展開に加え、ラコステのコラボレーション、コレクションラインも取り扱う。

主力コレクションの「ルメール」は、コンセプトやテーマなどシーズン間の変化を少なくしたベーシックな商品に注力。ユニセックス展開で、スウェットなどの室内着シリーズやパーカー、トレンチコートなどの「プロテクティブ」シリーズをはじめ、「マッキントッシュ」など大手メーカーとの限定コラボ商品も取り扱う。中でも音楽アーティストTシャツは、音楽好きで知られるルメールさんが「アート的アプローチ」で製作する自信作になるという。

「ルメール」コレクションの中心価格帯は、ジャケット=4万2千円台~6万9千円台、パンツ=2万円台~2万6千円台、カットソー=8千円台~1万1千円台ほか。

■営業時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は11時~)で無休

2007年5月17日

ヴァレンティノファッショングループが支配権を投資ファンドのPermira社に売却した。これは29.6%の株式をヴァレンティノファッショングループの経営権を握っていたMarzotto家から獲得したもの。なをその29・6%の買収金額は10.6億ドル(約1300億円)となっている。Permira社は一般株式公開買付を通してさらにヴァレンティノファッショングループの株式保有率を上げることを明言。これによりヴァレンティノファッショングループ傘下にあるヒューゴ・ボスやアメリカのマルボロクラッシックスなどの所有権もPermira社に移ることになった。

創立者のヴァレンティノが1998年に経営権をMarzotto家に売却していたので、ブランドの持ち主が変わるのはこれで2度目。

ここ数日ヴァレンティノの後任デザイナーが誰になるか、またブランドの売却があるのではないかと噂がされていたが、早期に買収が決まった。

近年投資ファンドによるファッションブランド買いが非常に目立つ。有名なものでいうとChange Capital Partnershipがプラダからジルサンダーを買収、Apax
Partnersがトミーヒルファイガーを買収しており、近年、投資ファンドのファッションブランド「買い」が目だっている。

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