ファッションニュース > 2007年3月13日のファッションニュース
2007-2008年A/Wパリコレクション総括
「より美しく、より上質に。」3月4日に閉幕した2007年A/Wパリ・コレクションでは、クラシックを独自に解釈した、端正なたたずまいの服が多く見られた。新しさを追求するよりも、過去を参照しながら実際に着られる服を提案していくスタイルがメインだったと朝日新聞が分析している。
トレンド発信を重視するミラノに対して、パリはよりクリエーティブとされてきた。だが今回は、自ブランドの歴史と向き合うなかから、新しい作品を生み出す動きが目についた。
その中でも、他とは違ったコンセプトの作品を見せたのがコムデギャルソン。ストレッチ素材のぴったりとしたドレスの胸に子ども服を縫いつけた。砂糖菓子のような色彩やミッキーマウス風の帽子。その一方で、手袋形のアプリケが腰や胸をつかむように縫い付けられるといったデザインも。無垢(むく)と成熟といった相反する要素を一つの服に盛り込んだ。
「平凡なものがあふれているので変わったものを出したかった」とデザイナーの川久保玲。
秋葉原が発祥で世界中に広がっている「カワイイ」ファッションの延長にあるスタイル、それを独自のスタイルで表現した。
