fashionpress[ファッションプレス]

fashionpress x fashionpress instagram 検索
menu

fashionpress[ファッションプレス]

share_icon
  1. トップ   /  
  2. ニュース   /  
  3. ライフスタイル・カルチャー   /  
  4. トピック

高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築

新駅「高輪ゲートウェイ」が、山手線・京浜東北線の田町~品川駅間に、2020年3月14日(土)より開通。山手線と京浜東北線(快速列車含む)のすべての列車が停車する。

提供:JR東日本
提供:JR東日本

「高輪ゲートウェイ」駅は、田町駅から約1.3Km、品川駅から約0.9Kmの場所に位置する山手線30番目の駅。「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、2024年頃のまちびらきを予定している新たな街の核施設として機能する。

"和"の文化を感じる空間、隈研吾による建築デザイン

駅の建築デザインを手掛けるのは、建築家の隈研吾。日本の折り紙をモチーフにした大屋根を設け、国際交流拠点にふさわしい日本独自の"和"の文化を感じさせる空間を目指した。

提供:JR東日本
提供:JR東日本

まちと駅との連携を意識し、駅舎に大きなガラス面を設けたり、木材を多く使用したりと、開放的で温かみのある空間演出を施した。JR東京駅丸の内駅舎ライトアップを手掛けた照明デザイナー・面出薫(めんでかおる)による照明デザインは「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」がコンセプト。建築の特徴である大屋根を照らし上げることで、柔らかな光に包まれたコンコースを創り上げる。

なお、改札口は南北2か所に設けられる予定で、周辺地域の人々の利便性も配慮される。

ロボットを用いたサービス提供

提供:JR東日本
提供:JR東日本

駅構内では、AIを活用した案内ロボットやデジタルサイネージを試行導入し、駅構内や周辺施設、乗り換え案内などの情報提供を行う。また、不審物などを検知する警備、駅構内の掃除を行う清掃ロボット、移動しながら広告宣伝を行う広告ロボットなども導入する。

無人AI決済店舗「タッチ トゥ ゴー」

無人AI決済「タッチ トゥ ゴー(TOUCH TO GO)」が常設店として初めて誕生。商品を手に取るだけでウォークスルーの買い物ができる無人AI決済技術と、JR東日本グループのノウハウを活用した商品供給により、革新的な購買体験を実現する。

スターバックスの新店舗でも革新的技術を導入

「スターバックス コーヒー 高輪ゲートウェイ駅店」では、駅利用者に向けた便利なサービスを多数導入。Suicaなどの交通系電子マネー決済やスターバックス公式モバイルアプリから事前に注文し、レジに並ばず商品を受け取ることができる 「モバイル オーダー & ペイ(Mobile Order & Pay)」のほか、店内にブース型シェアオフィス「ステーションブース(STATION BOOTH)」を設置する。

「ステーションブース」は、室内に電源・USB・モニタ・アロマなどを完備しており、自分だけのシェアオフィスとして活用可能だ。

郊外とのアクセスも強化

「高輪ゲートウェイ」駅も含む品川エリアは、2027年の開業が目指されるリニアモーターカーのターミナル駅が品川駅地下に設置されることなどに伴い、大規模な再開発が計画されている。国際交流拠点の玄関口として、羽田空港へのアクセスや、リニア中央新幹線、および新幹線への乗換えをスムーズにすること、また、鉄道以外の交通手段とのつながりを強化することが目指されている。

また、品川駅の北周辺には、より国際性の高いビジネス拠点や、文化交流施設などができる予定。ほど近い芝浦港の周辺には、運河や海を生かした自然溢れる「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」の開発も進められる。

駅名は一般募集により決定

なお、JR東日本では新駅の名称は公募によって決定したもの。64,052件の応募の中から、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として街全体の発展に寄与するようにという理由で「高輪ゲートウェイ」駅が選ばれた。

2024年本開業まで、プロジェクト用地を利用したイベント空間をオープン

高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真9

品川プロジェクト用地を活用したイベント空間もオープン。ここでは、J-WAVEとの共同企画による食・音楽・アートなどをテーマにした施設や日本の食・モノを提供する店舗を開業するほか、参加・体験を中心としたスポーツイベント、最先端技術の活用による展示などを開催する。

【概要】
新駅「高輪ゲートウェイ」
開業日:2020年3月14日(土)
本開業時期:2024年(予定)
設置位置:JR品川車両基地跡地内
構造:地上3階、地下1階、高さ約30m
総床面積:約7,600㎡
用途:駅施設、店舗

Photos(9枚)

高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真1 高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真2 高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真3 高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真4 高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真5 高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真6 高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真7 高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真8 高輪ゲートウェイ駅がJR山手・京浜東北線 田町~品川駅間に、隈研吾による"和"な建築|写真9

キーワードから探す

関連用語