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フランスの写真家マルク・リブーの展覧会「Alaska」、銀座シャネル・ネクサス・ホールにて開催

フランスの写真家マルク・リブーの展覧会「Alaska」、銀座シャネル・ネクサス・ホールにて開催 | 写真
©Marc Riboud

2015年1月16日(金)から2月15日(日)までの期間、銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて、マルク・リブーの写真展「Alaska」が開催される。

マルク・リブーは、アンリ・カルティエ=ブレッソンやロバート・キャパらとともに、写真家集団マグナムの一員として世界中を駆け巡り、激動の20世紀をとらえてきたフランスを代表する写真家。マグナムのメンバーとなった1953年、エッフェル塔でペンキを塗る男の写真が『LIFE』誌に掲載され、国際的にその名を知られるようになった。以来、世界各地のあらゆる瞬間をとらえ、フォトジャーナリズム史のみならず、写真史においても数々の偉業を残してきた。

今回の展覧会では、これまでほとんど発表されることのなかった「Alaska」シリーズを日本初公開。1958年、3年にわたる中東・アジア諸国での取材から戻ったリブーが、次に向かったのはアラスカだった。はるか以前にゴールドラッシュの熱狂は終焉し、新たな金脈となる石油は未だ地下深くに眠っていた当時のアラスカは、広大な未開の土地。彼は子どものような驚きを持って、アラスカの風景をレンズで切り取っていった。

フランスの写真家マルク・リブーの展覧会「Alaska」、銀座シャネル・ネクサス・ホールにて開催 | 写真
©Marc Riboud

単なる「時代の証言者」と大きく一線を画するもの、それはリブーの写真にある独自の詩情だ。常に自分自身を意識しながらシャッターを切る、その視線の先にある対象との距離が生み出す情熱や感動が、作品に詩的な感情となって写し出されているのだ。彼の世界観が凝縮された「Alaska」の写真群は、その美しさと同時に、「写真に見るべきものがいったい何か」をも問いかけてくれるだろう。

■マルク・リブー(Marc Riboud)
1923年、フランス・リヨン生まれ。14歳の時、父親にもらったカメラで写真を撮りはじめる。1953年、マグナムに参加。1957年、初の中国訪問。以降40年以上にわたり断続的に中国を撮影。1958年、来日。1975年から78年、マグナムの会長を務める。1980年、マグナムの寄稿家に転向。1966年、1970年には海外記者クラブ賞受賞。ニューヨーク、パリをはじめ世界中で多数の個展が開催されるほか、多数の写真集が出版されている。

【開催概要】
「Alaska」マルク リブー写真展
開催日時:2015年1月16日(金)〜2月15日(日) 12:00〜20:00 (入場無料・無休)
場所:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F

※本展覧会は会期終了後、 KYOTOGRAPHIE国際写真フェスティバルの公式展覧会として、2015年4月、京都に巡回。詳細はシャネル銀座ウェブサイトにて配信される。

【問い合せ先】
シャネル・ネクサス・ホール事務局
TEL:03-3779-4001
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/

Photos(4枚)

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