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滋賀の伝統技術が生きるテーブルウェア、キコフの展示販売会が東京・青山で開催

滋賀の伝統技術が生きるテーブルウェア、キコフの展示販売会が東京・青山で開催 | 写真

2014年11月4日(火)から11月24日(月)の間、東京・青山にあるスパイラルにて、展覧会「KIKOF EXHIBITION AT SPIRAL IN OMOTESANDO」が開催される。

キコフ(KIKOF)は、2014年夏に誕生したプロダクトブランド。広告、グラフィックなど幅広い分野でデザインを手掛けるキギ(KIGI)と、滋賀県の琵琶湖周辺を拠点に活動する伝統工芸の技術者たちが手を組み、テーブルウエアを中心に様々なアイテムを展開している。

1stプロダクトとして誕生した、八角形が特徴の陶器のテーブルウェア。信楽焼には珍しい薄さと軽さ、そして優しいカラーが、職人たちの真心とこだわりを感じさせる。すでに発売しているプレート、ボウル、マグカップ、ポットに加え、本展より新たにカップ&ソーサ、スプーン、大皿が仲間入り。琵琶湖を「日本の大きな器」と捉えたイメージから生まれる、シンプルだがデザイン性あふれる逸品が展示される。

滋賀の伝統技術が生きるテーブルウェア、キコフの展示販売会が東京・青山で開催 | 写真

さらに本展では、テーブルウェアのみならず、キコフの新作が数多く登場する。キギと木工職人がタッグを組み制作されたのは、琵琶湖周辺の杉の木を使用した6人掛けのテーブル、いす、スツール。座面が8角形をした椅子は、座の表面にうづくりという加工を施し、木の素材感や木目の美しさを際立たせている。

かつて近江ちぢみと呼ばれる麻織物の生産だった琵琶湖。その伝統的な技術を活かし、上質な麻を使用したランチョンマットと座布団が誕生した。また、江戸時代から生産されている絹白生地の浜ちりめんを使用したサシェも展開。よこ糸何千回とひねりをかけることで生まれる、絹の美しい光沢となめらかな肌触り、そして滋賀の自然をイメージしたさわやかな香りが心を癒してくれる。

滋賀の伝統技術が生きるテーブルウェア、キコフの展示販売会が東京・青山で開催 | 写真

‟日本の母なる湖”である琵琶湖の地で、脈々と受け継がれる伝統技術や文化。そこに洗練されたデザインをプラスして誕生したプロダクトたちを体感してみては。

【展覧会詳細】
KIKOF EXHIBITION AT SPIRAL IN OMOTESANDO
開催期間:2014年11月4日(火)~11月24日(月)
時間:11:00~20:00
会場:スパイラルエントランス
住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階
※11月4日(火)13:00〜15:00はデザイナー、職人が在廊する。

■キギ(KIGI)
アートディレクター植原亮介と渡邉良重が、2012年に設立。キコフをはじめ、ファッションブランドCACUMAを立ち上げる。主な作品は、作品集『キギ / KIGI』。
■丸滋製陶株式会社 今井智一(テーブルウェア)
■COUSHA FURNITURE 川端健夫(テーブル、いす、スツール)
■北川織物工場(ファブリカ村) 北川陽子(麻のランチョンマット、座布団)
■シルクライフジャパン株式会社 長谷高行(浜ちりめんのサシェ)

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