![fashionpress[ファッションプレス]](/img/common/logo_0119_1928.svg){kind=logo}
フェノメノン(PHENOMENON)が、2014-15年秋冬コレクションを発表。アウトドアやスポーティな要素を盛り込んだ装いに、エスニックなチマヨ柄や羽柄などを取り入れたアイテムが揃う。
今季、注目すべきは大胆なハイブリッドスタイル。シンプルなグレーのスウェットプルオーバーにMA-1の袖をドッキングさせたり、一見ベーシックなロングコートのバックスタイルにナンバーをあしらったナイロンを合わせたり……と異なる素材やアイテムを自由にミックス。チャコールグレー×ネイビーのアウターは、首回りの白ラインのリブがスタジャンのような仕上がりだが、袖にMA-1、身頃にフォーマルなジャケットを組みわせるなど、様々なアウターのパーツを、色味を揃えて一着に集約しているところが新しい。
またグリーンのブロックチェックのシャツに、ボアをあしらうなど冬らしいディテールも印象的。ルックではメンズのシャツとして登場しているが、レディースでは裾がフレアになった膝下丈のドレスになっている。メンズ＆レディースともに展開されるスカートは、ニットやコットンなど3つの素材を組みわせたもので、見る角度によってスポーティだったり、ワークテイストだったりと表情を変える。
ブランドらしいビッグシルエットのアイテムは今季も継続され、羽根柄やチェック柄を使用したワイドパンツのほか、ビッグTシャツも展開。また秋色が中心のワードローブの中には、イエローやオレンジといったヴィヴィッドカラーのトップスやアウターも見られ、肩や袖に絶妙なバランスで黒を配置したスポーティなプルオーバーや、裏地の色を用いたMA-1など、ウィンターシーズンもエネルギッシュな着こなしを提案した。
