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セックス・ピストルズ:Sex Pistols
セックスピストルズとパンク
ハード・ロック、プログレッシヴ・ロックの出現により、テクニックを誇示し、音楽的な理論ばかりが先行してしまったロック・シーンに対しての不満が頂点に達した70年代後半。
その姿勢に対しての不満が頂点に達した頃、ロンドンのキングスロードでヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインした服を売る小さなブティック「SEX」を経営していたマルコム・マクラレンが、「SEX」に出入りしていたスティーヴ・ジョーンズ(ギター)、ポール・クック(ドラムス)、ジョニー・ロットン(ボーカル)と、ブティックの従業員であったグレン・マトロック(ベース)の4人を反社会的なロックバンドとしてプロディースした。ファッション的にもパンクファッションと呼ばれ、ムーブメントを起こします。
そんな形で登場したセックス・ピストルズは、あらゆる意味で革新的だった。音楽の知識や楽器のテクニックをまったく必要としない暴力的で性急なバンド・サウンド、メジャのレコード会社、政府からロイヤル・ファミリーまでを揶揄(やゆ)・攻撃する命知らずのリリック。
セックスピストルズとファッション
ファッションはビリビリに切り裂いた洋服を安全ピンで留めるファッション、短くカットされツンツンに立てられたヘア・スタイル、テレビ番組に泥酔状態で出演、「FUCK」を連発するというデタラメな態度。
彼らが体現した「パンク・ロック」は、当時の音楽シーンに凄まじい衝撃を与えた。
コメント
セックスピストルズが表現した音楽は音楽的にも常識を打ち壊す、反体制的な形で登場しましたが、ファッション的にも反体制的でした。70年代当時のイギリスは仕立ての良い服、高価宝石などのアクセサリーといった上流階級を象徴するようなものがファッションとして根強くが残っていました。
そのようなイギリスの当時の空気感から、パンクは受け入れられました。上流階級のファッション、体制に反抗するもので、労働者階級を中心に一つのムーブメントが生まれました。
上流階級の洗礼された美しさに対する醜さ、汚さから生まれたのがパンクだったのです。
