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Halston

ホルストン

ブランドのはじまり

57年、ロイ・ホルストン・フローイックが自身のショップをオープン。

ホルストンについて

ホルストン(Halston)はアメリカのファッションブランド。

創業者のロイ・ホルストン・フローイック(Roy Halston Frowick)は1932年、アメリカ、アイオワ州にて、ノルウェー系アメリカ人の一家に生まれる。

52年、シカゴにわたり、ウィンドウ・ドレッサーとして働きつつ、シカゴ・アート・インスティチュート(シカゴ美術館付属美術大学)の夜間部に通う。地元の新聞にホルストンの制作した帽子が取り上げられるなど、徐々にデザイナーとしての知名度を上げていった。

1957年、シカゴに自身のショップをオープン。また、57年の後半にニューヨークに渡り、婦人用帽子屋を展開していたリリー・ダッシェのもとで働き始め、デザイナーとして活躍。ファッション業界でもその名が知られるようになった。

その後、ダッシェを離れ、高級百貨店、バーグドルフグッドマンの帽子部門のデザイナーに就任。この時、ホルストンが制作した「ピルボックス・ハット(pillbox hat)」は、ファーストレディだったジャクリーン・ケネディが身につけ大きな話題となった。66年、自身のショップ(メゾン)をオープン。その後、レディースウェアのコレクションをスタート。

70年代になるころにはアメリカを代表するファッションデザイナーとなり、ライザ・ミネリ、エリザベス・テーラーなどが顧客についた。75年、メンズウェア部門と香水部門をスタート。その他、ライセンス展開も積極的に行い、JCペニーなどと提携して商品を展開した。

ホルストンのロングドレスは、シンプルで美しく、実用性も高かったことからアメリカで絶大な支持を集めた。この影響は日本にもきている。また、彼のドレス、あるいはコピー品は、70年代後半のディスコシーンでも活躍した。本人自身も「Studio 54」の常連だったという。

ロイ・ホルストンは、70年代に活躍するも、80年代前半、会社が経営難に陥る。これはライセンス展開を過剰に行ったために、ブランド価値が低下し、顧客、百貨店からの信頼を失ったことが理由だと言われている。結局、84年、ロイは自身の創業したブランドを解雇(正確には売却する)されるかたちで、自身の創業したブランドから退いてる。(ロイ・ホルストンは90年にエイズにて死去)

ホルストンは、その後、所有者、デザイナーともに何度も入れ替わり、70年代ほどの成功を収め利には至っていない。しかし、2007年、映画会社ミラマックスの創業者で、マルケッサのジョルジーナ・チャップマンの夫でもあるハーヴェイ・ワインスタインが株式を取得し、共同経営者につき、世界的なブランドに成長するべく戦略をとると発言している。

2009年、マリオス ショワブがクリエイティブ・ディレクターに就任。

公式サイト

https://halston.com/

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