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PPR:ピノー・プランタン・ルドゥート
PPRについて
フランソワ・ピノーが設立したフランスの大手コングロマリット企業で、主に流通小売業とファッションブランドを運営している。もともとピノー・プランタン・ルドゥートという社名だったが、2005年に社名を変更して「PPR」としている。ルイヴィトン、クリスチャン・ディオール、セリーヌ、ベルルッティなどを傘下に持つLVMH、カルティエ、クロエ、ヴァシュロン・コンスタンタンなどを傘下にもつリシュモンに加えて、PPRが世界のラグジュアリーブランド多数を抱える企業のトップ3である。
現在のCEOはフランソワ・ピノーの息子のフランソワ・アンリ・ピノー。フランソワ・アンリ・ピノーはメキシコ出身のハリウッド女優、サルマ・ハエックの婚約者だったことで知られている。
PPRはこれまで数々のファッションブランドを買収、またデザイナーへのバックアップを行う。買収で有名なところでは、98年から99年にかけてグッチの買収をめぐってLVMHと争ったことで、その際は救済的にPPRがグッチを傘下に収めた。
99年にはフランソワ・ピノーが、自分の持ち株会社アルテミスを通じて、イヴ・サンローランの親会社サノフィ社を買収。PPR社は、「イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ」及び香水部門をPPR社傘下のグッチ社に売却。ただし、サンローラン本人とオートクチュール部門は、PPR傘下として残る。ちなみにサンローランがグループの傘下に入った段階でそれまでのデザイナー、アルベール・エルバス(レディース担当)とエディ・スリマン(メンズ担当)は更迭、2001S/Sよりグッチと兼任でリヴ・ゴーシュのデザイナーにトム・フォードが就任した。
2006年まで日本でもおなじみのプランタン銀座が提携しているフランスの歴史ある百貨店、オ・プランタンが傘下にあったが、こちらはBorletti Groupに売却した。(日本のプランタン銀座はフランスの本家プランタンと提携の扱いで、日本で運営されているため、子会社などではない)
2007年、スポーツ系ブランドのプーマを買収、傘下に加える。2008年、ジラール・ペルゴやジャンリシャールを傘下に抱えるソーウインドグループに資本参加(提携)。これにより時計事業の強化を目指す。
■傘下に置くブランド(グループ企業の傘下も含む)
グッチ、イヴサンローラン、ボッテガ・ヴェネタ 、ステラ・マッカートニー、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、セルジオ・ロッシ、ベタ&カンパニー、プーマ、ブシュロン、フセイン・チャラヤン
コメントおよび補足
ファッション以外のグループは下記となります。
Redcats・・・カタログ通販系、ラ・ルドゥート、metrostyleなど
FNAC … 本、CD関連の小売、世界7ヶ国にショップを持つ。
Conforama・・・家庭用品の小売店
CFAO…車、医薬系の小売店