1797年、スコットランドで創業。
ジョンストンズ オブ エルガン(Johnstons of Elgin)は、1797年スコットランド北東のエルガンで創業した、ストールなどのカシミア製品を手掛ける老舗ファクトリーブランド。
カシミヤやビキューナ、メリノウール、ラムズウール、キャメルヘアーなどの高級素材を使った生地、スカーフ、ホームファーニシングなどを作り続けている。現在でも原毛の厳選から紡績、ウィービング(機織)、ニッティングまで手掛ける、英国でも珍しい一貫生産工場をもつメーカー。プリンス・オブ・ウェールズ殿下によって王室御用達にも認定されている。
1840年代初期には、エステートツイードとして知られるようになるデザインを生み出す。元来、エステートツイードはスコットランドの寒い天候や丘での生活に耐えるように、重い生地で作られていたが、一般的な生活に使われるようにより軽いものになっていった。
1851年にはカシミアの生地をスコットランドで生産し始める。
1980年、スコットランドのニットウェアの中心地、ホーイックに自社工場を設立。
エルガンにある織物工場、ホーイックにあるニット工場で作られているカシミア製品は、現在もトップデザイナーや高級メゾン、本物を求める顧客らに支持されている。